Unityに公式の認定試験があるのはご存知でしょうか?
資格を持っていると採用担当者の選考でUnityスキルがわかりやすいので有利に働く場合があります。
またUnityの他にもエンジニアが持っておくとよい資格がいくつかありまして、まとめると下記のようなメリットがあります。
- スキルの証明になる
- スキルアップになる
- 給料アップにつながる
本記事では就転職で役に立つ資格をまとめましたので、ご紹介いたします。

基本的にキャリアがあれば、資格は必要ないような認識の方が多いのですが、スキルの証明になる資格は+αで有利に働くことが多いので、取れる時に取るっておくの越したことはないです!
Unity認定試験
Unity認定試験(Unity Certified Developer Exam)とは、2017年10月から正式にスタートしたUnity公式認定の資格です。
ゲーム開発の現場において必要とされるUnityに関する知識と技能が一定水準に達している事をUnity Technologiesが認定するのがUnity認定試験です。
もっとも基本となるUnity開発者認定試験はプログラマのみならず、ゲームデザイナ、アーティストなどゲーム開発現場でUnityを触るすべての職種に向けて作られており、もちろん日本語で提供されます。
Unity Certified Associate
レベルは現在4段階あり、プログラマー、開発者、アーティストなど職種別に資格試験があります。
Level1 Unity認定ユーザー
高校生とユニティ初心者のレベルの資格です
- Unity認定ユーザー:プログラマー
- Unity認定ユーザー:アーティスト(2020年12月から)
- Unity認定ユーザー:VR開発者(2020年12月から)
Level2 Unity認定アソシエイト
高等教育を志す専門家のレベルの資格です
- Unity認定アソシエイト:ゲーム開発者
- Unity認定アソシエイト:プログラマー(2021年2月から)
- Unity認定アソシエイト:アーティスト(2021年2月から)
Level3 Unity認定プロフェッショナル
Unityの2〜4年の実務経験相当のレベルの資格です。
Level4 Unity認定エキスパート
Unityの5年以上の実務経験のレベルの資格です。
- Unity認定エキスパート:シェーディングとエフェクトのテクニカルアーティスト
- Unity認定エキスパート:リギングとアニメーションのテクニカルアーティスト
- Unity認定エキスパート:プログラマー

資格を持っていると、採用担当者がひと目でどのくらいのUnityスキルがあるのか判断できるので、持っておくに越したことはないです。

情報処理技術者試験
Unityエンジニアに限らず、プログラミングをお仕事にするのであれば取っておいた方が良い国家資格です。
ITパスポート
ITパスポートは、ITに関する基礎的な知識が証明できる国家試験です。
国家資格の「情報処理技術者試験」において1番簡単な資格なので就転職ではそこまで効果はないのですが、自身のスキルアップのためにも身につけておいて損はない基礎知識になります。
ITパスポートについて詳しく紹介されている記事もありますので、ご紹介いたします。
基本情報技術者試験
エンジニアが抑えておきたい基礎知識がまとめられているIT業界の登竜門としての資格です。
勉強する過程でコンピュータやネットワーク、データベースの仕組みについて理解できるため、こちらも自身のスキルアップのためにも身につけておいて損はない基礎知識になります。
基本情報技術者試験について詳しく紹介されている記事もありますので、こちらもご紹介いたします。
応用情報技術者試験
IT業界5年前後の経験を積んだエンジニア向けの資格です。
技術者分野の内容以外にもプロジェクトマネジメントなどマネージャーとしての知識や経営戦略に関しての知識も求められます。技術から管理、経営まで、幅広い知識が求められる資格です。
その他のエンジニアにおすすめ資格試験
お仕事ではUnity以外のゲームエンジンを扱ったり、別のプログラミング言語を使うお仕事も少なくないです。
そんな時にキャリア(現場経験)があればアサインもスムーズなのですが、キャリアが少ない時に下記のような資格がスキルの証明に役に立つことがあります。
C言語プログラミング能力検定試験
C#のスキルを証明する試験です。
C言語を駆使して応用プログラム(言語処理系、ユーティリティなど)を作成する能力を認定します。
Unityエンジニアを目指すのであれば、C言語のスキルの証明ができると就転職に有利に働くのでチェックしておいて良いでしょう。
- C言語プログラミング能力認定試験 3級
- C言語プログラミング能力認定試験 2級
- C言語プログラミング能力認定試験 1級
CGエンジニア検定
CG-ARTSのCGエンジニア検定はアニメーション、映像、ゲーム、VR、ARアプリなどの、ソフトウェアの開発やカスタマイズ、システム開発のための知識を測る検定です。
資格を持っていると3DCGや映像など高度なビジュアル表現においての素養があるかどうかが証明できます。
- CGエンジニア検定 ベーシック
- CGエンジニア検定 エキスパート
TOEIC
海外の開発ツールのドキュメントは英語で書かれています。
またお仕事で使用するソフト自体も日本語設定ではなく英語設定の環境設定で作業することが基本です。
もちろん参考サイトが英語で書かれていることも多いため、英語が読めなければエンジニアになるための知識を得られることは難しいでしょう。
最低でもTOEIC600点程度の英語の読解能力があることを証明できると良いです。
Unityエンジニアが持っておくべき資格まとめ
本記事では「就職・転職に役立つ!Unityエンジニアが持っておくべき資格まとめ」を紹介してきました。
資格自体は必須で取っておくべきものではないものの、持っておくと+αで有利に働くケースが多いです。
他にも下記のリストのように資格を持っているとメリットがありますでのぜひ取れる時に資格をとっておきましょう。
- スキルの証明になる
- スキルアップになる
- 給料アップにつながる

資格は取ること自体が手間になることも含めて、持ってない人の方が多いです。同じスキルであれば持っている人の方がスキルの証明の信憑性がますので、プラスに働く場合があるので、資格は取れる時に取っておきましょう!