こちらの記事では「スムーズに移行!エックスサーバー(wpX Speed)からConoHa WINGへ移行する方法を解説」を紹介します!スムーズに移転できたのでそのやり方を書いておきます!
ConoHa WINGへサーバーを移転した理由
別の機会に「ConoHa WING」のサーバーを触る機会がありまして、めちゃくちゃ良かったのでサイトのサーバー移転を決めました!
理由は下記4点です。
- 「wpX Speed」がたいして早くない上に1320円/月と高かった
- ConohaのUI/UXや機能が洗練されていて、将来的にも期待が持てるから
- サブディレクトリを作りたかった(サイトコピー機能ですぐ作れます)
- 新しいサイトも簡単に作れるから(複数データベース)
変わりの評判や実際使ってみての良さ、そして将来ブログをサブディレクトに分割したり、はたまた新しいサイトを立ち上げる時もConoHa WINGならば柔軟に対応できそうということで、ゴールデンウィークの連休を利用して移転することに決めました。
実際すんなり移転できたので、本当に「ConoHa WING」はおすすめです。
※ちなみに「ConoHa VPN」というサーバーもあるのですが、エンジニア向けなのでブロガーにはおすすめしません。(黒い画面でコマンドを叩く必用があります)
ConoHa WINGの申し込み契約方法
下記のバナーからConoHa WINGを申請できます。
- 公式サイトへアクセス
「今すぐお申し込み」ボタンを押します - ConoHa WINGのアカウントを入力します
- メールアドレスが届くので内容を確認すればConoHaコントロールパネルへアクセスすることができます!
以上です。あとはサイトのコピーをするだけですが、まずは事前準備をしておきましょう!
WordPressのサーバー移転する為の事前準備
下記の3つの準備をしておきましょう!
- バックアップを取ること
- WordPressのデータを軽くすること
- セキュリティを解除すること
バックアップデータをローカルにダウンロード&データ整理
本ブログは「BackWPup」をプラグインを使ってバックアップをとっています。

バックアップをとったらFTPにつないで下記の場所に格納されているデータをダウンロードしておきましょう!
wp-content/uploads/backwpu-xxx-backups
WordPressのデータを軽くする
バックアップをダウンロードし終えたら、過去の分も含めサーバーに置いてあるバックアップは削除していまいましょう。
データをコピーする時にデータが大きすぎてエラーが起こる可能性があります。
バックアップ(BackWPup)のデータは同じく下記に格納されています
wp-content/uploads/backwpu-xxx-backups
「backwpup~」と命名されている3つのフォルダを削除してしまいましょう。
セキュリティの解除
セキュリティ用のプラグインはすべて切っておきましょう。
WordPressのデータをコピーする際に引っかかってエラーになります。
本サイトの場合はJetpackプラグインを有効化しておりまして、
設定>セキュリティ>総当りログイン攻撃を防止>悪意のあるログイン施行を防止・ブロックのチェックをOFFにしました。
サーバー移転する為の事前準備
ドメインの登録
・サーバー管理>ドメイン>「ドメイン」ボタンをクリック
・新規ドメイン追加
・ドメイン名入力
・無料独自SSLは「利用しない」lに ※後ほど利用するに変更します
「WordPressかんたん移行」を利用する
サイト管理画面で先程登録したドメインが「稼働中」になったら「画像更新」ボタンを押します

- サイト設定>「アプリケーション」ボタンをクリック
- WordPress
- かんたん移行
- 新しいバージョン(5.4.0)
- 移行元URL(自分のサイトのURL 例:https://www.cg-method.com/)
- WWWあり(これは元から入れていたのでONに)
- ダッシュボードにログインするユーザー名とパスワード
- 新しく作るデータベースのユーザー名とパスワード
を入力して「保存ボタンを押します」
もしエラーになった場合
実はセキュリティプラグインを切り忘れてエラーになったのですが、その後にコピーされずに空のWordPressが登録されてしまい
「すでに存在するURLのため、使用することができません。」
「すでに登録されているデータベース名です。」
といった感じで先に進めなくなりました、その場合一度、空のWordPressサイトを削除してから再度「保存」ボタンを押しましょう
コピーされたサイトの確認
保存ボタンを押すとサイトのコピーが始まるので30分ほど待ちましょう
100%になったら、コピーされたサイトの確認をしましょう。
サイト設定>基本設定>動作確認URLの利用設定をONにして、発行されたURLを押してサイトが表示されるか確認します。
ConoHaのDNSレコードを旧サーバーに向ける
SSLをスムーズに切り替える為に、ひと手間かけます。
・まずはエックスサーバー(wpX Speed)の管理パネルにアクセス
・サーバー情報からIPアドレスをコピー
DNSメニューを開き、下記の2箇所を変更します。
※あとで元に戻すので、ConoHaのIPアドレスはメモしておくこと!
・A(通常)@ TTLを60に 値をエックスサーバー(wpX Speed)のIPアドレスに
・A(通常)www TTLを60に 値をエックスサーバー(wpX Speed)のIPアドレスに
あとは保存ボタンを押すだけです。これでConoHaのDNSレコードを旧サーバーに向けられます。
ドメインのネームサーバーをConohaに変更
・ドメインを管理しているサイトにアクセスします(本サイトはお名前.com)
・ネームサーバーの「その他」ボタンをクリック
・「その他」タブ>その他のネームサーバーを使うで3つのネームサーバーを記入します
・ネームサーバー1 ns-a1.conoha.io
・ネームサーバー2 ns-a2.conoha.io
・ネームサーバー3 ns-a3.conoha.io
最後に確認ボタンを押せば完了です。
※インターネットの環境により、反映完了まで24時間から72時間かかる場合があります。
と出るはずです。(最悪1週間かかることもあるので、覚えておきましょう)
無料独自SSLをONに
・サイト管理>サイトセキュリティ>独自SSL>無料独自SSLの利用設定をONにします。
事前にConoHaのDNSレコードを旧サーバーに向けているので、エラーなく「設定中」に変更になります。
※3時間ほどで「設定中」→「利用中」に変化しました。
ConohaのDNSレコードを新サーバーに戻す
無料独自SSLが終わったらDNSの設定を元に戻します。
・A(通常)@ TTLを3600に 値をConoHaのIPアドレスに
・A(通常)@ TTLを3600に 値をConoHaのIPアドレスに
IPアドレスを忘れてしまったら、
サーバー管理>契約情報>サーバー情報にあるIPアドレスを控えましょう。
以上で、サーバー移転の完了です!
WordPressのサーバー移転後にすること
FTPを接続をして「ads.txt」と「.htaccess」のコピー
「ads.txt」と「.htaccess」はかんたん移行でもコピーされないので手動でデータをダウンロードしておいて、ConoHaに上書きしましょう。
FTPの設定方法は下記を参照

ConoHaの独自のプラグインのインストール
- かんたんSSL化のボタンを押す。※無料独自SSLが利用中になったら押すこと。コントロールパネル内のボタンをクリックするだけでWordPress内のSSL設定を自動で行う機能です。
- コントロールパネルプラグインのインストール
- 自動キャッシュクリアプラグインのインストール

WordPressのダッシュボードにアクセスして「データベースの更新」をする

以前のサーバーの解約準備
自動引落なので、クレジットカードの情報を削除しました。
解約すると自動的にサーバーのデータを削除できます。もちろん手動で消すことも可能ですが。
移転してから2、3週間は見ておいたほうが良いです。

あとは気になったら、前のサーバーの「リソース利用状況」を見てデータ量を確認しておくと良いです。
DNSレコードが浸透するまで新しい記事や更新をしないこと!
14時ころにサーバーを移転。順調に行き過ぎて、つい本記事をその日の23時にアップしてしまったのですが、記事が見れない人が多数でてしまいました。
移転後はすくなくとも24時間は記事更新等を待っておいたほうが無難です!!


スムーズに移行!エックスサーバー(wpX Speed)からConoHa WINGへ変更する方法を解説まとめ
以上です。作業的には1時間半くらい(待ち時間も含む)ですが、手順を間違えなければ簡単です。
サイトスピードも以前より早くなって、サイトコピーやサブディレクトの選択しも増えたので満足です。
おそらくですが、今後もSEO同様、時代にあったサーバー移転をすることになりそうです。
今はConoHa Wingが一番オススメです。
※ちなみに使っている人に聞いてみたところ「リザーブドプラン」が一番はやくておすすめです(そのうちプランを切り替えようとおもいます)
ちなみに自分でサイト引っ越しするのは大変そうと思ってしまった方!
そんな方には『サイト引越し屋さん』をおすすめします!
