物販ブロガーさん御用達のWordPressプラグイン「Rinker(リンカー)」、そのRinkerには商品ごとにクリック数が計測できるのはご存知でしょうか?

クリックまでいけば、成約に近いのでCVR(成約率)に近いKPIになると思います。
本記事では「Rinkerのクリック数の計測方法」を取得してCTR(クリック率)を計測する方法を書きました。

ちなみに仮のCVR(成約率)の計算方法も書いてみました。
Rinker 商品別のクリック率の計測方法
商品リンク管理プラグインRinker(リンカー)とはについては書きません。
知らない方は公式サイトを見て下さい。
それではRinkerのクリック数の計測方法について解説します。
RinkerのGoogle Analytics トラッキング設定
WordPressのダッシュボード>設定>Rinker設定>Google Analytics トラッキングから商品リンクのクリックをトラッキングにチェックが入っていることを確認します。


これだけでアナリティクスにクリック数がカウントされるようになっています!
商品ごとのクリック数を計測する
まずはGoogle Analyticsを開きましょう。
- 行動>イベント>ページにアクセス
- データを取得したい期間を入力します

検索のインプットフィールドに調べたい記事のパーマリンクを入力して、絞り込みます。

さらにセカンダリ ディメンションのプルダウンからイベントラベル(商品名)まで絞り込むことができます。

以上で商品名と、どのボタンや画像からクリックされたのかがわかります。

記事のPV数を調べる
アナリティクスの行動>サイトコンテンツ>すべてのページから同様のやり方でPV数を取得しておきましょう。
以上で下記のKPIが計算できます。
- 商品のCT(クリック数)
- 商品のCTR(クリック率)※(CT/PV)×100


クリックされた先はAmazonなどのサイトに飛びますが、購入(CV)されたかどうかまではわかりません。
(おまけ)商品別のCVR(成約率)の計算方法
Amazonや楽天のページに遷移した後にその商品が購入したかどうかを計測してみます。
記事ごとのCVの数字ではないので、Rinkerの貼り方によっては正確ではありません。
購入数を調べる
購入数まで調べるとCV(コンバージョン)とCVR(コンバージョン率)が計算できます。
たとえばAmazonであれば、Amazon アソシエイトからレポート>売上レポートから調べることができます。

スプレッドシートに出力したcsvファイルをインポートしておきましょう。ファイル>インポート

あとはこのレポートからCV(購入数)を抜き出して計算するだけです。
- 別シート(商品別CV)にて下記の数式にて商品別のCV(購入数)だけを算出
=QUERY('商品レポート'!A:M,"select B,sum(H) group by B",1)
- あとはデータをまとめたシート(データ)にて、CVRの数字を算出するだけです。
CVを下記の関数で参照して(CV/PV)×100でCTRを計算しましょう。=VLOOKUP(E2,'商品別CV'!A:B,2,FALSE)



クリックされていても、そのままCVされるのは一部だな、みたいなこともわかるようになります。
Rinker 商品別クリック数の計測方法まとめ
本記事では「【Rinker】商品ごとのクリック数とCVRの計測方法」について書きました。
- Rinkerから商品ごとのクリック数が取得できること
- ECサイトのレポートと紐付けて仮のCVRも計算できること

人によっては記事ごとに分析レポートを付けている人もいますし、そこまでやっている人だからこそ、結果がでるのだとおもいます。
興味がありましたら試してみて下さい。
G-PDCA

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