会社員を辞めてフリーランスになりました!
というのも来年は留学しようと思っていまして、海外就職するまで長期戦になりそうなので、今から自力で稼ぐ力を身につけるべく、フリーランスになったという感じです。
本記事では会社員を辞めて開業(フリーランス)になるまでにやったことをまとめてましたので、参考になれば幸いです。
デザイナー兼ブロガーとして活動します!
お仕事ありましたらお問い合わせまでよろしくお願いいたします。
会社員を辞める前にしておくこと
サラリーマンを辞めることを決意したら、まずやっておくべきことです。
クレジットカードの作成
今後、必要そうなクレジットカードは作成しておきましょう!
大手ASPのA8に登録してセルフバックから、クレジットカードの申請をすると数千円の報酬がもらえるのでおすすめです。
事業に使うクレジットカードはまた別なので、こちらは私用のクレカです。
開業の為の備品の購入
開業日までに、準備活動のために使った費用のことを「開業費」もしくは「開業準備費」と言います。
フリーランスで必要な備品は買い揃えて、レシートや領収書は取っておきましょう!
いったい開業から何年前までの支出が開業費として認められるのだろう
理論上、開業のために支出した費用は何年前のものでも開業費にすることができます。
開業のために購入したものは「開業費」として経費を計上できますが、10万円以上になるパソコンなどは「減価償却資産」となり開業費には含められません。
- 開業のためのセミナーへの参加費用
- 調査のための旅費、ガソリン代
- 通信費用
- 打ち合わせ費用
- 関係先への手土産
- 開業までの借入金利子
- 広告宣伝費
- パソコン購入費用
開業費にできないもの
10万円以上するもの
仕入代金(販売目的で購入した商品や材料)
敷金・礼金
繰り返しますが、開業する前でもちゃんとレシート・領収書を取っておきましょう!
その他しておくこと
審査が必要なものは会社員の時に済ませておくことをおすすめします。
- 引っ越し
- ローンを組む
会社員をやめた後にすぐ手続きすること
会社員を辞めたら色々と手続きすることがあります!
国民健康保険と国民年金の加入
退職日を過ぎたら、健康保険が切れてしまいますのですぐに手続きしましょう。
※ちなみに会社で加入していた保険にもお金はかかりますが任意継続もできます。
- 国民健康保険の切り替えは退職した日から14日以内
- 国民年金の切り替えは退職した日から14日以内
手続きは簡単です。お近くの市区町村役場に行って書類を書くだけでその場ですぐに完了します。
必要な持ち物は
- マイナンバーカード
- 退職証明書
- 年金手帳の年金番号(無くてもOK)

朝1に行けば15分で終わりますよ!
余談ですが、サラリーマンだと厚生年金と健康保険が引かれてのお給料ですが、フリーランスだと国民年金と国民健康保険は別個に払う必要があります。急な税金の出費で困らないように考慮しておきましょう!
開業まで雇用保険を受けるか決める
これは人によりますが、例えば会社都合で急に辞めることになって開業の準備が間に合わない時や、やっぱり転職活動もする場合は雇用保険の手続きをしておきましょう。
※自己都合退職の場合は給付されるまでに数ヶ月かかります。
※雇用保険を受けている間は働けません。
※雇用保険を受け始めてから転職または開業した場合は再雇用手当など受けられる場合があります

詳しくはハローワークで聞いてみましょう!
ちなみに離職票がなくとも仮申請できますので、すぐにハローワークで申請すると審査がスムーズです。
※離職票が届いたら再度提出にいく手間が発生します
開業の手続き方法
手間と思いきや手続きはすぐに終わります!
開業届と青色申告承認申請書の提出
まずはこの2つの書類を提出するところから始まります!
- 個人事業の開業届出書は開業から1カ月以内
- 青色申告承認申請書は開業から2カ月以内

そもそも青色申告にするメリットは?と思う方へ、簡単にまとめました。
- 65万円控除
- 赤字持ち越し
- 事業を手伝ってくれる家族への給料が全額経費にできる
- PCなどの30万未満の固定資産が全額経費にできる
- 家賃や光熱費、車や保険、通信費などなど按分で経費にできる
書類を出すだけです。
フリーランスになるために準備しておきたいもの
会社を辞めて、もろもろの手続きが追えた後も準備があります。
会社員時代と違って、フリーランスは、お仕事の営業やお金周りの処理という作業が発生します。
後でバタバタすることのないように準備しておきましょう!
屋号付きのビジネス口座の作成
開業届を出した方はその書類をもって屋号付きのビジネス口座を作成することができます。
法人と取引したり、ちゃんとビジネスをしているという証明になります。
また普段使いの銀行と分けておくことで、お金の流れ、経費の処理も圧倒的にシンプルになりますのでおすすめです。

ブロガーであれば楽天アフィリエイト指定口座でもある楽天ビジネス口座をおすすめします。
①楽天ビジネス口座の申し込みをする(※要 開業届)
②セキュリティカードの入った書類が届く
https://www.rakuten-bank.co.jp/smallbusiness/account/
③「楽天銀行サービス一覧」の「便利に使う」⇒「個人ビジネス口座開設」からログインする
クレジットカードの名義変更
法人向けのクレジットカードは年会費がかかるものが通常です。
もし持っているクレジットカードを使いたい場合は、名義を変更すれば使えるようになります。

海外で使うようにエスポカードを持っているので、名義を変更してビジネス口座で使えるようにしました。
キャッシュフローの整備
お金の流れも変更しておきます。
- お仕事のお金はビジネス口座に集約する
- 生活や税金で必要なお金は、給与に見立てて普段遣いの銀行口座に振り込む
- お仕事で使うもの、経費とするべきものはビジネス口座専用のクレジットカードで処理する。

ビジネス口座を会社のお金と見立てて、キャッシュフローと整理すると会社員時代と変わらないお金の流れになるのでおすすめです!
会計ソフトの導入
一通り会計ソフトを触ってみて、個人的にはfreeeが一番簡単でおすすです。
2月になって、1年分まとめてつけるだけでもだいぶ大変なので、ちゃんと使ったものを覚えているタイミングで確定申告のためにデータを入力しておきましょう!
税理士さんとの契約
余計な事務仕事はぜずに仕事に集中したい!という方には税理士さんにお願いするのも手です。
今は税理士さんと契約していますが、安くても月3万、確定申告時には追加で10万位はお金かかります。
高いですが、経費になりますし、仕事に集中できるので委任してもよいとおもいます。
ちなみに毎月、面談することもできて、お金のことや事業のことなど相談できるのも利点です。
もちろん確定申告時だけスポットでお願いすることもできますが、こちらはすすめません。
費用が15万前後と高いのと、あまり知識的なものが身につきません。

税理士さんと一緒に事業の話をすると、しっかり働くぞ!というモチベーションが高まります。
領収書入れを作る
すべてクレジットカードで処理できたら、ベストなのですが、そうも行きません。
ちゃんとレシートを貯めて、月初に会計ソフトにコツコツ入力する習慣を身につけましょう!
形態 | 請求書や領収書、レシートなどの保存期間 |
---|---|
白色申告の場合 | 7年間の保存が必要 |
青色申告の場合 | 7年間の保存が必要 ※1 |
法人の場合 | 5年間の保存が必要 ※2 |
※2 欠損金がある場合の保存期間は10年。

今はレシートはケースに放り投げて、初月にまとめて税理士さんに渡しています。

見積書や請求書のテンプレートを作成する
こちらもマストです!弥生会計のMisocaを使うと請求書の作成が簡単でおしゃれなのでおすすです。


電子印鑑を作る

NDAや業務委託契約の締結等で電子署名が増えてきました。
押印には電子印鑑が必要ですが、下記のサイトで一瞬で作成できます。
もし、偽装が怖い場合は出力した画像をPhotoshopなどで加工を加えてやるとよいでしょう。
自サイトやSNS
手っ取り早くてメンテナンスしたくないのであれば、おすすめのサイトはnote.comで、SNSはTwitter.comです。
逆にブログ記事を書いて集客し、さらに収益も考えると、おすすめのサイトはWordPress(ConoHa)の開設とSNSはInstagramです。
お問い合わせページを作って、作品ものせて、あとは集客用に記事を書きましょう。

会社員をやめてフリーランスになって準備したことまとめ
本記事では「フリーランスになりたい人必見!会社員をやめてフリーランスになって開業するまでに準備した事まとめ」について書きました。
意外とまとまってない情報なので、お役に立てれば幸いです!