ブログを運営していると、ついついGA(Google Analytics)やアドセンス(Google AdSense)の数字を見て満足してしまうなんて事はないでしょうか?

PVや収益の数字はモチベーションを上げるだけの数字になってないでしょうか?
本当は目指したいゴールがあるのに、別のことに気を取られているとその分ゴールまでにかかる時間が遅れてしまいます。
最短でゴールを目指すためはデータの分析による施策の選定が重要になってきます。
本記事では目標設定からデータの分析による施策選定に関して、自分なりに考えて実行したことを書きます。

自分がどこに向かったら良いのか?一度ちゃんと考えてみると良いです。
ブログの目標設定
まずは重要目標達成指標(KGI/Key Goal Indicator)と重要業績評価指標(KPI/Key Performance Indicator)を設定しましょう。難しい用語で書きましたが「目標」と「目標に必要な数字」です。
わかりやすい例として
- KGI:副業で月N万の収益を目指す
- KPI:CV(コンバージョン/成約)を高める

ブログの目標が一番大事な設定です。
KPIからの施策選定とブログ分析
目標が設定できれば、それに向かって施策は自ずと決まってくると思います。
KPIからの施策選定
例えば、KPI設定がCV(コンバージョン/成約)を増やすであれば、
- PV(ページビュー)を増やす
→新しく記事を書く、リライトする、集客記事から収益記事への導線を引く等。 - CVR(コンバージョン率)を増やす
→ 収益記事の訴求やリライト、商品への導線の改善等。
という施策が考えられます。

関連する施策はいくつでも思いつくと思います。
もしロジカルに組み立てできなかった場合は、次のデータ分析を元に施策を選定しても良いと思います。
施策のためのデータの分析
決めた施策の中でどの記事を選定したらよいのか?
それにはデータの分析が必要です。
- PVを増やすために新しい記事を書く、リライトする
→ サーチコンソールから記事のPV数や離脱率の変化を確認する - 記事のCVRを増やすために訴求を追記する、導線の改善する
→ アナリティクスから商品(Rinker)のクリック数を計測。
→ Amazonの売上レポートから購入数を調べる。

データ分析を元に記事を選定
上記のデータを調査して、施策に最適な記事を探します。
- サーチコンソールで調べて伸びている記事に近い新記事を書く
- PV数が多いのに離脱率が高い記事をリライト
- PV数の割にクリック数が低い記事の改善
- 商品のクリック数の割に購入数が低い記事の改善

施策候補の記事を選定してリストにしておましょう!
選定記事のスケジュール
初月に一ヶ月スパンで実行計画を立てましょう。
- 新しい集客記事の作成 ○個
- 集客記事のリライト ○個
- 新しい収益記事の作成 ○個
- 収益記事のリライト ○個
あとは選定した記事の前月のKPIは専用のシートに記入をしておきましょう、あとで比較分析に使います。

あとは自分の立てた計画を遂行するだけです!
計画実行中のブログ分析
やると決めたことを実行するだけです。
一応簡易でレポートを取りつつ状況によってはタスクの優先順位は変わります。
経過観察のデイリーレポート
その日の始めに簡単にPVの増減とGRCで記事の順位変化を確認します。
大きい変化があって緊急の問題が発生したら、施策に割り込みで対応します。
進捗のウィークリーレポート
スケジュールの進捗確認をします。
大きいセールや新製品などが発生すれば、施策に割り込みで対応します。
ブログ分析の評価と改善
G-PDCAのGoal(目標)→Plan(計画)→ Do(実行)ときたら、最後は Check(評価)→ Act(改善)です。
評価と改善のマンスリーレポート
一月経過したら、前月とレポートを出して比較分析してみましょう。
できればPV施策の増減とCVR施策の増減が、全体のPVや収益にどのくらい影響を与えたのかも調べておきましょう。
施策の効果が高ければ本数を増やすなどして、継続。いまいちだったら、また分析して施策を改善してみましょう。

地味ですがこれを繰り返していけば、確実に目標に近づくはずです!
ブログ分析を用いた施策選定まとめ
本記事では「ブログ運営のG-PDCA!目標設定からデータの分析による施策選定」について書きました。
- G:KPIとKGIの目標設定
- P:データ分析による施策設定と記事の設定
- D:計画の実行
- CA:結果の比較分析と改善

下記のG-PDCAを回して、目標の最短設定を狙いましょう
