すいみん
ねむいねこ
[準備]FaceRigを始める為のおすすめのWEBカメラ
初めてのWEBカメラはC270で家電量販店で1,100円でした。マイクも内蔵してます。
とりあえずFaceRigを初めたい人はこのカメラを購入すると良いです!
もし本格的にFaceRigの能力を最大限に生かしたい場合はC922をおすすめします。顔のトラッキングの精度が非常に優れています。
もちろんWEBカメラ内臓のノートPCでFaceRigをする場合は、WEBカメラを買わずに始められます!
SteamからFaceRigのインストール
SteamというPCゲームやソフトを取りかっているサービスからFaceRigをインストールします。
※FaceRigはSteamでしか入手できません。(※ちなみに高価な企業用は直接FaceRigの会社Holotech Studiosで購入できます。)
[補足]FaceRig(フェイスリグ)基本情報
FaceRigはユーザーの顔の表情や動きをWebカメラを利用して、3次元キャラクターモデル上で表現するソフトウェアです。
開発元: Holotech Studios
対応OS: Windows 7以降、iOS、Android
Steamの導入
下記のURLからアカウントを作成してからSteamのダウンロード、インストールします。
サイトの右上の「Steamをインストール」ボタンを押しましょう
※PCのユーザー名は*半角英数*にしましょう。ひらがなや漢字など全角(マルチバイト文字)の場合は一部の機能が上手く動作しないので注意!

Steamから「FaceRig」と「FaceRig Live2D Module」の購入
Steam内で「FaceRig」と「FaceRig Live2D Module」の2つのソフトを購入しましょう。(1,480 円 + 398円程度)


FaceRigのインストール
購入したらFaceRigをインストールしましょう。
途中いくつかダイアログが出てきますが、すべて必ずOKを押しましょう。
- Xiph.Org Open Codecs(音声コーデック)
- WebM Project Directoshow Filters Setup(WebM / VP8 形式の動画コーデック)
- Face Rig Virtual Video driver(ドライバー)
※WebM Project Directoshow Filters Setupなどはセキュリティソフトによっては削除されることがあるので注意。
ちなみにこれを入れないと動画出力(.webm)できません!
以上でインストール完了です。
SteamからFaceRigを起動しましょう!(またはC:\Program Files (x86)\Steam\steamapps\common\FaceRig\Bin\FaceRig.exe
にソフトがあります)
FaceRigの起動画面が立ち上がったら、「LAUNCH」を押しましょう!
FaceRigの基本的な使い方と設定
起動するとメニューが英語で面食らうと思います。まずは日本語にしましょう(※日本語翻訳も結構おかしい言葉遣いです^^;)
オプションメニューの表示と日本語の設定
- まず右上のUI+のボタンを押して、アドバンスUIに変更します。これで全てのメニューが表示されます。
- 次に言語を日本語にします。右下の歯車アイコンの「一般オプション」を押します
- Preference>Languageから「日本語」にします。選択した時点で一度UIが再起動されて日本語UIに変化します。
他にやっておくべき「一般オプション」の設定
歯車のオプション画面を閉じずに設定していきます。
- お気に入り設定>一般から「ロゴを隠す」「放送中のウェブカムフィードを非表示にする」「ヒントを隠す」にチェックします。
-
グラフィックスを選択から「シンプルな後処理」にチェックします。さらに2Dアバターの描画クオリティを「高い」にして画質をあげます。
-
パフォーマンスを選択し、フレームレートを変更します。さらに「FaceRig処理設定」にもチェックを入れます。
※低スペックのPCならは30fps、高スペックなら60FPS程度が推奨設定です。
以上で「一般オプション」はばっちりです。他にアバターの設定も必要なのでセッティングしてしまいましょう。
アバターの設定
このメニューで右上の顔アイコンを選択、「アバターギャラリー」から好きなアバターを選択すると表示されているアバターが切り替わります。
表情トラッキングの設定
それでは「行動」タブに切り替えてアバターの設定をしていきましょう
下記のスライダーをすべて完全には揃えすぎない程度に右側に振りましょう。
※自由にしすぎると制御が非常に難しいです!
1.「瞼の開閉の動きを両方重視」
2.「眉毛の上下の動きを両方重視」
3.「口角の上下の動きを両方重視」
4.「「カメラを見て」の割合」
カスタムキーをONにする設定
特殊な動作はキーボードのキーをたたくことでアニメーションするのですが、それを使う為に下記の設定をONにする必要があります。地味に重要です!
- 「カスタム動作を有効にしてください」にチェックします。
※これでキーボードのキーで特殊な動作をするようになります。
自分の顔パーツとアバターをリンクさせる調整
自分のトラッキングした表情パーツとアバターの表情パーツを自動調整します。
以上、これだけで調整が完了です!
もっと表情のシンクロ率を高めたいときは「高度なトラッキングの設定」>「表情ユニット」タブで個別に設定しましょう


アバターの録画
アバターと自分の表情がリンクして、演技がつけられていると思います。さらにその演技を記録して動画で出力してみましょう。
パフォーマンスを録音
- 「パフォーマンスを録音」ボタンから録画が開始されます。
-
録画停止ボタンを押したら、ダイアログが表示されます。ファイル名(今回はtextという名前)を入力してファイル(.rpl)を保存しましょう
-
保存するとの3つのデータが生成されます。確認しましょう。
- test.rpl(表情のアニメーション情報が格納)
- test.wav(音声データが格納)
- test.clean.wav(音声データ。開始の無音部分がカットされていますバージョンです)
この時点ではまだ動画を出力するためのデータが揃っている状態になります。次の項目で動画の出力方法を解説します。
動画にする前に、音声編集ソフトで「test.clean.wav」のノイズを除去しておくことをおすすめします!
上部メニューの「オーディオベースのリップシンクに切り替え」にすると音声(マイク)と口パクが連動します。
※ただしLive2Dを使う場合非常に制御難しいので、この設定をせずにカメラで口の動きを取るほうが安全です。
ムービーとしてパフォーマンスをエクスポート
いよいよ動画を作成します。
- 上部メニューの「ムービーとしてパフォーマンスをエクスポート」を選択しましょう。設定画面が表示されます
-
フレームブレンド → なし
レンダリングが超時間かかるので余計なフレームを作成しない設定にします。Live2Dなどは設定でクオリティはほとんど変わりません -
動画質 → 高い
-
フェイドイン/アウト → チェックを切る(動画編集時に邪魔なので非推奨)
-
フォルダアイコンをクリックして、先程のrplファイル(Test.rpl)を選択
以上です。FaceRigは動きの変化がすくないのでビットレートタイプはCBRのままで良いです。
- 最後に一番したのエクスポートボタンを押しましょう。エンコードが始まりまり。動画(.wabm)が出力されます。
出力される動画は「.webm」という形式の動画になります。
このままだと動画編集しずらいのでaviやmp4にコンバートすることをおすすめします。

最短設定!基本の環境構築・設定と録画までの使い方についてまとめ
以上です。あとは出力した動画を、動画編集ソフトで編集してYouTubeにアップロードすれば、流行りのVTuberになれるとおもいます!!
CGメソッドでは「FaceRig」に関しては色々調べたことを記事にしているので是非ご一読ください!
配信には「OBS Studio」が必要です。こちらもチェックしておきましょう!
