はじめに
非常に簡単で便利なバックアップソフトの紹介です。
なぜバックアップをとるのか?
普通のHDDなら故障前は前兆があって、重くなるなどして察知しやすく買い換えるタイミングがわかりやすいのですが
SSDの故障はやっかいで、前触れなくCドライブが死んでしまうことがありました。

ごく一部の重要なデータは失っても大丈夫なように、クラウドにバックアップをとっているのですが、
Cドラのソフトの情報は取れないので、ちゃんとしたバックアップソフトで取ることにしました。
あとは今後、もっと良いSSDにデータを移し替える時にも使えます!
EaseUS Todo Backup Home 11.5の使い方
ソフトの導入とライセンス認証
- EaseUSのサイトからダウンロードしてインストール
-
ソフトを起動して、ライセンス認証または体験版は30日まで可
Windows PEブータブルディスクの作成
まずはブータブルディスクを作成する必要があります。
※ブータブルディスクとはパソコン故障に、起動ディスクを作成してそこでパソコンを起動する臨時システムのことです。
- 作成ボタンを押して、ブートディスクの場所(Cドライブ意外の場所)を指定します。
今回はEドラにEaseUS Todo Backup Homeというフォルダを作成して、場所を指定しました。
- 作成ボタンを押すとWinPE ISOが作成されエクスポート(出力)されます。
※CドラのSSDは256GBです
※エクスポートされたブータブルディスク.isoの容量は532MBでした。
終わったら完了ボタンを押します。
EaseUS Todo Backup Home 11.5の機能の紹介
ブータブルディスクを作成後、メインウインドウが開きます。主要な機能は以下になります。
ディスク・パーティションバックアップ
→パーティション(ドライブ)単位でバックアップができます。
ファイルバックアップ
→フォルダ単位でバックアップができます。
システムバックアップ
→OSがインストールされたドライブのバックアップができます。
メールバックアップ
→Outlookのデータのバックアップができます。
スマートバックアップ
→ファイルバックアップと同じですが、設定が簡単です。フォルダ内のファイルをバックアップできます。
クローン
→ハードディスクの中身をそのまま別のハードディスクにコピーします。SSDを移し替える時などで使います。
システムクローン
→ クローンと同じですが、こちらがOSがインストールされたドライブ専用になります(Cドライブ)
ツール
→ その他細かい機能や設定する場所です。
システムバックアップのやり方
今回はシステムバックアップをしてみます。
- システムバックアップのメニューを押して、バックバップ先(宛先)を選択して実行するだけです。
非常に簡単です。
ちなみにバックアップされた容量は103 GB(システムバックアップ_20190211_Full_v1.pbd)でした。
まとめ
Windows10の通常機能でもバックアップやクローンはできるのですが、専用ソフトを使うと特に調べなくても簡単に復元や複製ができるのでおすすめです。
良い点
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UIがわかりやすく、簡単にバックアップやクローンできる。
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バックアップ時間が早い(Cドライブ256GBが20分程度でバックアップ完了)
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スケジューラーもついているので、定期バックアップも可能
悪い点
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有料 3,980円(買い切り)で、セール中は2,388円だったりするのでそこまで高くないです。
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デュアルディスプレイ時にサブモニターへウィンドウがあまり移動できない(なぜか1/4程度までしかウインドウが移動できず、問題はないのですが)