可逆圧縮コーデックとは、圧縮したデータを元に戻したときに、データを劣化なく完全に元に戻すことができるコーデック
ということで大量に重たいAVI動画を頂いた時は、HDDを圧迫するので軽いAVI(Ut Video)にエンコードしてみたいと思います。
UT Video Codecのインストール
下記のURLから「[UtVideo] バージョン ????」の最新記事にアクセスしてバイナリからダウンロード&インストールすればOKです。
http://umezawa.dyndns.info/wordpress/
これでUT Videoのコーデックが登録されます。
エンコード方法
AEでもPremiereでもメディアエンコーダでもいいのですが、今回はAviUtlを使います。
使う理由としては起動も処理も早く済ませることができるからです。
AviUtlのダウンロード
http://spring-fragrance.mints.ne.jp/aviutl/
AVI出力(マルチスレッド) version0.01のダウンロード
これが一番シンプルで良いです。
http://spring-fragrance.mints.ne.jp/aviutl/
ダウンロードしたら、avi_save_mt.auoをAviUtlと同じフォルダに格納
他のAVI出力 プラグイン
ちなみにいろいろなAVI出力を試したのですが、しっくりくるものが見つからず。
- 拡張 AVI 出力 ⇛FPSの入力が必要
- 拡張 AVI 出力 Plus ⇛FPSの入力が必要
- 拡張編集AVI/BMP出力(RGBA)⇛AviControllでのバッチ処理が難しい
ちなみに標準機能のAVI 出力 ⇛AviControllでのバッチ処理が難しい
プリセットの作成とエンコードのテスト
- プリセットを作成します。
※上から何番目なのか覚えておきましょう、一番上が0番です)
- ファイル>プラグイン出力>AVI出力(マルチスレッド)を選択
- ビデオ圧縮でコーデックを「UtVideo YUV420 BY.709 VCM」に
※UtVideoいろいろ選択肢がありますが、とりあえずこれが推奨。一番軽くなります。
※上から何番目なのか覚えておきましょう、一番上が0番です)
- 保存してエンコード開始。以上でプリセットに設定が記録されます。
AviUtl一括エンコーダ
まとめてということで、バッチ処理のスクリプトを作成してもよいのですが、GUI化したものを見つけたのでこちらを使わせていただきます。
- 下記のURLからソフトをダウンロード
https://sites.google.com/site/chikachuploader/aviutl-encoder?authuser=0
- AUEncoderSetup.msiをクリックしてインストール
-
起動時に「.NET Framework 4.6.1」のHPに飛ばされる場合はそこから「.NET Framework 4.6.1」をダウンロードインストールして再起動
-
あとはAviUtl Encoder.exeをダブルクリックで起動するだけです。
GUIは下記になります。
- あとは各種設定して開始ボタンを押すだけです。
コマンドで実行する方法
AviUtl一括エンコーダをインストールしたくない場合は下記の記事からバッチ処理でエンコードする方法が記載されています。
![【AviUtl】フォルダ内の全動画を1クリックでエンコードできるようにするプラグイン[AviUtl Control]](https://www.cg-method.com/wp-content/uploads/2019/04/AviUtl-300x300.png)
非圧縮AVIをまとめて軽いAVI(Ut Video)へエンコードする方法まとめ
AviUtlは軽いのとカスタマイズ性高いので、エンコードソフトとして、個人的にかなり実用的ソフトになってきました!
![【AviUtl】フォルダ内の全動画を1クリックでエンコードできるようにするプラグイン[AviUtl Control]](https://www.cg-method.com/wp-content/uploads/2019/04/AviUtl-300x300.png)

