H264のエンコードというえばAviiUtl!
まとめて処理するならバッチ処理
なんですが、そもそもバッチ処理登録すら面倒なので、プラグインをいれるとフォルダ内の動画を1発で全てエンコードできるようになります。
プラグイン「AviUtl Control」の導入
- AviUtl Controlをダウンロード&解凍&インストール
https://aji0.web.fc2.com/index.html
- 解凍したaucフォルダをaviutlのフォルダ直下に格納
-
フォルダにある実行ファイル(.vbs)を編集
※通常はsample1.vbsをベースに記述を変更する
こちらの記事に載っているサンプルスクリプトをメモ帳にコピペして、パスを設定することをおすすめします。
https://blog.wizaman.net/archives/427
' キャプチャしたファイルがあるフォルダ(最後の文字は"\")
Const SOURCE_FOLDER = "E:\Encode\input\"
' エンコードが終わったファイルを移すフォルダ(最後の文字は"\") ※必ず SOURCE_FOLDER と違う場所にする
Const MOVE_FOLDER = "E:\Encode\tmp\"
' エンコードしたデータを出力するフォルダ(最後の文字は"\")
Const OUTPUT_FOLDER = "E:\Encode\output\"
' プロファイル番号(メニューの一番上が0)
Const OUTPUT_PROFILE = 0
' 出力プラグイン番号(メニューの一番上が0)
Const OUTPUT_PLUGIN = 0
' 出力ファイルの拡張子
Const OUTPUT_EXT = ".mp4"
' AviUtlのフルパス
Const AVIUTL_PATH = ur'C:/Program File (x86)/AviUtl/aviutl100/aviutl.exe'
' AviUtl Controlのフルパス(最後の文字は"\")
Const AUC_FOLDER = "C:/Program File (x86)/AviUtl/aviutl100/auc/"
- h264.vbsという名前で保存
-
vbsをダブルクリックして実行
ダイアログなどが出てきて心配になりますが、何も操作をせず待っていればエンコードが始まり、処理されていきます。
プラグインの記述について補足
たとえば上の画像の拡張x264出力(GUIEx)のプラグインを使いたい場合。一番上にあるので0番になります。
実際試してみてのメモ
- エンコードするフォルダを決めておくと楽ちん。VBSも近くに置く。
-
他の作業するとエンコード後の動画がおかしくなる可能性が高いので、エンコード中は放置推奨
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エンコード後、元データと出力データは移動しておくこと。再度同じ動画でエンコードする時に上書きしますかで止まる
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消す用のバッチ(.bat)を置いても良いかも
指定したフォルダの中身すべてを削除するバッチ
cd \
@echo off
SET TARGET=E:\Encode\tmp*
del /S /Q %TARGET% >>%LOG%
for /D %%1 in (%TARGET%) do rmdir /S /Q "%%1" >>%LOG%
GUIでまとめてエンコードをする方法
コマンドでなくGUI化してUI操作で上記の処理ができるようにする方法を下記の記事に記載しました。

フォルダ内の全動画を1クリックでエンコードできるようにするプラグインまとめ
複数動画を何回もエンコードする時に便利です。
自動化でいうとメディアエンコーダー(の監視フォルダ機能)が便利なのですが、動画を軽くするにはAviUtlが今の所ベストなので、このVBSで一括エンコードは便利です。


